【謎の中毒性】広島県警の作った「特殊詐欺の注意喚起動画」がカオスすぎる

市民の味方である警察は、世にはびこる悪と戦い続けている。身近なところで悪といえば詐欺があるが、広島県警察のHPによると、広島県内の被害額は5年連続で10億円オーバー。特殊詐欺の被害が発生するだけでなく、手口も巧妙化しているという。

改めて恐ろしい金額を騙しとられていることが分かるが、もちろん広島県警は黙って見過ごしている訳にはいかない。『「オレオレ詐欺だけじゃないフラメンコ」特殊詐欺被害防止編』との動画を YouTube に公開し、注意喚起を促している。

・フラメンコを使った注意喚起動画

一口に詐欺と言っても種類はいろいろ。オレオレ詐欺をはじめ、架空請求詐欺に振り込め詐欺……最近だと警察や銀行員を装う “なりすまし詐欺” なんてものもある。プロの詐欺師たちはわずかな隙をつき、どんな手だろうと使っている。

それに対し、フラメンコを使って対抗したのが広島県警である。オレオレつながりからフラメンコの「Ole」を取り入れ、詐欺の巧妙な手口を伝えようとしているのだ。ただ、これがなかなかカオスな展開になって、謎の中毒性も兼ね備えている。

・カオスすぎる3分間

なぜなら、まさかの発想を炸裂させただけでなく、起用したのはフラメンコ舞踊家の岩田玲子先生。プロ中のプロが踊っているから超キレキレ、さらに謎のぬいぐるみとの共演もあって、一度見たら忘れられない注意喚起なのだ。詳しくは動画をご覧いただきたいが、何とも言えない3分間で自然と詐欺対策を叩き込まれる作りになっている。

・かなりタメになる

自分は大丈夫なんて思っている人がコロッと騙されるのが詐欺というもの。広島県内に限らず、どこに住んでいても気をつけるようにしたい。動画の注意喚起は、カオスながらも非常にタメになるので要チェックだ。

参照元:YouTube広島県警察Estudio El Umbral(エル ウンブラール)
執筆:原田たかし

【ご当地グルメ】「広島式 汁なし担々麺」は山椒ビリビリの中毒性MAXな味 / 秘かに東京にも進出中

広島県のご当地グルメといえば、1にお好み焼き、2にお好み焼き、3に牡蠣で4にお好み焼き、そして5で穴子メシといったところだろう……たぶん。とにかくお好み焼きのインパクトが絶大すぎて、1泊2日で広島に訪れたらおのずと食べるものは決まってしまう。それくらいお好み焼きの存在感はハンパない。だがしかし……。

ここ数年、地元では「広島式 汁なし担々麺」がジワジワと人気を博しているという。確かに街を歩くと「広島式 汁なし担々麺」の文字を見かけるが、果たしてどんなお味なのだろうか? そして全国的に流行る可能性はあるのか? 今回は中でも激ウマと評判の『キング軒』に足を運んでみたのでご覧いただきたい。

・広島式とは?

そもそも「広島式 汁なし担々麺」の “広島式” とは何を指すのだろう? 実は今回、広島在住の知人たちにも話を聞いたが、誰一人として明確な答えを持ち合わせていなかった。それもそのハズ、今回お邪魔したキング軒のホームページにも、以下のように記載されているのだ。


「広島式には明確な決まりはありません」


め、明確な決まりがない……だと? だったら普通の汁なし担々麺じゃないか……! 実は「広島式」の名称自体もキング軒が「広島にはこんなに美味しい汁なし担々麺のお店が多いんですよ、ということを県外の方に知ってほしい!」という気持ちで名付けたらしい。

なんだ……だったら普通の……かと思いきや、広島の汁なし担々麺専門店にはいくつかの共通点があるという。以下で見てみよう。


1: 広島では定番の青ネギを使っている(よってどの店もネギトッピングがあります)
2: 食べる前に10~30回必ず混ぜる
3: 食べ終わったあとにはご飯を入れて〆る
4: 基本ラーメンより安く提供するお店が多く、週に何回も通う方も珍しくない


その4が答えになっているかどうかはさておいて、そういうことらしい。とにもかくにも大切なのは味。今回は開店前から10人ほどの行列が出来ていた「キング軒 本通り店」で広島式担々麺に青ネギをトッピングしていただいてみることにした。

・開店前から行列

店に入るなり、テーブルにやってきたのは青ネギで埋め尽くされた丼である。これを広島式は30回を目安によく混ぜていただくらしい。言われた通り30回以上混ぜると、麺もタレも具も全体がかなり馴染んできた印象だ。

さっそくいただくと、うむ……かなり刺激が強い、そしてウマい。タレはしょう油ベースのあっさり系で、ゴマもいい仕事をしている。んが、とにかく強烈なのは山椒でビリビリ度がハンパない! うわー、これはクセになるヤツですわー。

トッピングで温泉たまごも注文したのだが、こちらは丼に落とさずつけて食べるすき焼きスタイル。まろやかな温泉たまごが一瞬だけ口を元に戻してくれて、次の山椒の刺激をさらに強めてくれる。ほう……なかなか考えられとるやないか。

さらには〆のライスが絶品! 旨味を余すことなく食べ尽くせるので、広島式担々麺をいただく際、ライスは絶対に注文した方がいい。最後まで「広島式」の謎は解けなかったが、中毒性の高い激ウマグルメだということはよくわかった。

・東京にも進出してた

ちなみに、キング軒は広島県内だけではなく東京にも進出しているようなので、興味がある人はチェックしてみてはいかがだろうか? 特に山椒のシビれに目が無い方にはオススメだ。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 キング軒 本通店
住所 広島市中区本通8-7 しげとみビル1F
時間 11:00~22:00
休日 元旦

参照元:キング軒
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

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【超B級グルメ】広島の「ホルモン汁(でんがく汁)」がドドドドド濃厚でウマい / 広島市西区「たかま」

日本全国津々浦々、地元の人しか知らないB級グルメ。旅先に出かけたら、ぜひともその土地でしか食べられないB級グルメにありつきたいものだが、おそらく今回ご紹介する広島県の「ホルモン汁」、別名「でんがく汁」を知る人は限りなく少ないことだろう。

というのも、私(P.K.サンジュン)自身が現地で初めて目にした料理であり、ネットで「広島 B級グルメ」と検索してみても基本的にはヒットしないコアすぎるB級グルメだったからだ。つまり “超B級グルメ” と言っても過言ではあるまい。

・お目当ての店が無くなっていた……

今からさかのぼること約1年前の2016年11月、広島のB級グルメ「ホルモンの天ぷら」を記事にてご紹介した。そのウマさは衝撃的で、ホルモン大好き歴30年の私ですら「こんなホルモン初めて食ったぜ……!」と感動を覚えずにはいられなかった。

そしてつい先日も広島県に足を運ぶ機会があり「絶対にホルモンの天ぷらを食べる!」と意気込んでいたのだが、そのお店「くりはら」は残念ながら閉店していた……マジかよ。だが諦めるわけにもいかず、探し当てたお店が今回ご紹介する『たかま』である。

『たかま』は「くりはら」と同じ広島県西区の都町にある飲食店で、ホルモンの天ぷらで有名だ。「またホルモンの天ぷらにあり付ける!」とウキウキしてお店に入店したが、ホルモンの天ぷら以上に衝撃的だったのが「ホルモン汁」である。

・おばちゃんに従おう

店内は狭い。カウンターも含め、20人は入れないだろう。お店はおばちゃん数名が切り盛りしており、ルールを守らないと凄く怒られるから注意しよう。注文の方法がわからない場合は、おばちゃんに任せておいた方が無難だ。

今回は入店するなり「天ぷら盛り合わせでいいね?」「野菜は混ぜる?」「飲み物は?」「メニューは所定の場所に置いておいて~」と4連コンボの洗礼を受けた。そして恐る恐る「名物って何ですか……?」と質問し、返ってきた答えが「でんがく汁! 美味しいよ!!」である。これは注文せねばなるまい……。

ちなみに、当初のお目当て「ホルモンの天ぷら」もやはりウマかった。「白肉」とはミノのことで、「ホルモン」は小腸・大腸・ギアラ・センマイ……などがランダムに出てくるシステムらしい。揚げたてサクサクホルモンを一味唐辛子たっぷりの酢醤油でいただくと……最高ォォォオオオオ! ビールもぐいぐいススムくんである。


・とんでもなく濃厚

そして「ホルモン汁」だが、これが濃ィィィイイイイイイイ! 塩分が濃いわけではなく、ホルモンの旨味が溶け出しまくったスープそのものが濃ィィィイイイのだ。ある意味でホルモンそのものを食べるよりもホルモン!! 「ホルモンの権化」といっても過言ではないでしょう!

なお、メニューには「にゅうめん」や「うどん」もあるが、そちらはホルモン汁とかつおダシを半々で割っているとのことだから、濃さを求めるならばぜひとも「ホルモン汁」をオススメしたい。

私自身、これまで数えきれないほどホルモンを食べてきたが、こんなに濃いホルモン料理は初めてである。まさに “ドドドドド濃厚” なホルモン料理であった。ホルモン好きな人が広島に足を運んだら、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか?

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 たかま
住所 広島県広島市西区都町21-3
時間 11:00~20:00
休日 火曜日・水曜日

Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

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まな板と包丁ドーーン! 広島の知られざるB級グルメ「ホルモンの天ぷら」がカルチャーショックを受けるウマさ

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インターネットが発達し、世界中の情報が簡単に得られるようになったこのご時世。例えば「B級グルメ」にしても、比較的知名度の高いものは情報として知っている場合が多い。そういう意味では “真のB級グルメ” なんてもはや存在しないのかもしれない。だがしかし……。

きっと広島の人以外……いや、広島にお住まいの方でもこのグルメをご存じの方はそう多くないハズ。それが広島市西区のごく一部のみに存在するという『ホルモンの天ぷら』である。料理自体はもちろんのこと、味もスタイルもカルチャーショックを受ける、まさに衝撃のグルメであった。

・広島県民ならあたり前……じゃない

先日、広島を訪れた時のこと。広島在住の知人が市街地から車を15分ほど走らせ連れて行ってくれたのが西区小河内町にある「くりはら」というお店だ。なんでも『ホルモンの天ぷら』を食べさせてくれるお店で、知人によれば「昔からある」らしい。

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この近所にポツポツと同じような店があるが、他の広島在住の知人に聞いたところ「ホルモンの天ぷら? 何ですかそれ?」とのことだったから、広島県民ならあたり前のグルメ……というわけではないようだ

・テーブルの上に……

それはさておき、ホルモン大好き38年の記者。知人は「決してキレイなお店ではないんですが……」と恐縮していたが、まさかこんなホルモンの食べ方があったとは……。歴史を感じる外観もいい感じである。

さっそく入店すると、土曜日とはいえ席はほぼ満席。これは期待が高まるぜ……と思いつつテーブルに目をやると、どの席にもまな板と包丁がドーーーン! もれなくドーーーーン!! え……? ど、どういうつもりなんでしょうか……?

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実はこの包丁、天ぷらやおでんをカットするために設置されたもので、誰もがあたり前のようにザクザクと天ぷらをカットしている。いや、これはショック。かなりショックのカルチャーショック。ここ日本かよ……?

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・わざわざ広島に行きたくなるウマさ

さらに店員のおばちゃんもかなりスゴイ。5人でホルモンと野菜の天ぷらを15人前(15個)注文しようとしたら「そんなんじゃ足りゃあせん」と一刀両断。結果的に25人前を注文した。ただしこれは大正解で、さらに追加で25人前を注文したことを記述しておこう。

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やってきた天ぷらは、ホルモン・レバー・センマイ・ガツなどが交ざっており、特製の酢醤油と一味唐辛子で食べるとたまらないウマさ。どれも1個100円とは思えないクオリティで、「これだけのために広島に来たい」と思うほどハンパないウマさであった。

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なお、おでんもかなり強烈で、牛ののど「ガリ」なども他では味わえない料理であろう。〆のうどんや にゅうめんも絶品だから、ホルモン好きには強烈にオススメしたい。たぶん、この料理が食べられるのは、マジでこのエリアだけだぞ。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 くりはら
住所 広島県広島市西区小河内町1-17-15
時間 11:00~20:00
休日 日曜日

Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

【実話コラム】ヤクザにボコられた親友が発した「世界で一番優しい言葉」

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みなさんはヤクザにボコられたことがあるだろうか? 私(P.K.サンジュン)は……無い。きっと多くの人にとってヤクザとは、出来れば避けて通りたい存在であるハズだ。だがしかし……。

今から10年以上前、親友がヤクザにボコられた。ボッコボコにされた。後述するが明らかに親友に非があるので、このコラムはヤクザを非難するものではない。この話は「人はこんなにスゴイ切り返しが出来るのか」と私が感動したエピソードである。

・本当にあった話

親友の名前を仮にアキトシくんとしよう。広島県出身の彼とは19歳からの付き合いで、その事件があったときは知り合って5~6年が過ぎていた。タメで2年ほど同じ下宿に住んでいたこともあり、私は彼を親友だと、そしてきっと彼もそう思っていてくれたと思う。

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ちょっと話はそれるが、男性に問いたい。「ボコられたことはありますか?」と。お恥ずかしい話、私は数回ある。そういう人ならわかると思うが、やられてからの数日は、自分が惨めで情けなくて虚しくて、心にぽっかりと穴が開いたような気持ちになる。

できれば「そっとしておいて欲しい」というのが正直なところで、ましてや他人を気遣う余裕などない。だが、ヤクザにボコられた後のアキトシは違った。こちらが感動してしまう切り返しを見せてくれたのだ。

・ヤクザに殴りかかる

事件当日、アキトシは彼が慕う先輩と飲み屋で派手に飲んでいた。この先輩は男気のあるカッコいい人なのだが、イケイケ中のイケイケでもあった。泥酔した2人が店を出ると、エレベーターホールに明らかに雰囲気の違う2人組が……そう、ヤクザである。

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普通なら酔いも醒めてしまうところだが、先輩は違った。アキトシに「行け」とまさかの特攻指令を出したのだ。普段なら「またまた~」と言うところアキトシも酔っていたのだろう、「オリャァァァアアアア!」とヤクザに殴りかかってしまったらしい。どう考えてもこちらが悪い。

結果は冒頭でもお伝えした通り、2人ともボコボコもボコボコ、ボッコボコに返り討ちにされてしまった。翌日、私は別の友達から「アキトシがヤクザにボコられたらしいぞ」との連絡を受け、ちょっと迷ったが電話を入れることに。「そっとしておいて欲しいかな?」とも思ったが、単純に彼のことが心配だったのだ。

・予想だにしなかったセリフ

電話に出たアキトシ。やはり声に元気がない。「聞いたぞ……大丈夫か?」と私が問うと、彼は電話越しにこう呟いた。

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「サンジュン……ヤクザってバリ強いわ~。やっぱりプロじゃ~」

──不覚にも笑ってしまった。大笑いしてしまった。明らかに悲惨な状況であるにもかかわらず、彼は私に心配をかけまいと、とんでもない角度の切り返しをしてくれたのだ。ヤクザにボコられた翌日、こんなに優しい言葉を吐ける男がいるだろうか?

「人様に心配をかけない」「人に気を使わせない」と心がけている人は多いと思うが、彼はその先を行く「人を楽しませる」の極地にいる人間だ。彼の口癖は「男の魅力はサービス精神」だが、彼と出会ってから私の座右の銘にもなった。「男の魅力はサービス精神」いい言葉じゃないか。

執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.